全147記事を振り返る——プログラミング知識ゼロの51歳がAIと歩んだ5ヶ月の開発記録
こんにちは、ふじのすけです。
時間リッチブログを始めてから約5ヶ月。今日は下書きも含めた全147記事を振り返りながら、「プログラミング知識ゼロの51歳」がAIと歩んできた開発の軌跡を整理してみたいと思います。
第1章:衝撃と興奮の出会い(2025年12月)
最初の記事群を読み返すと、自分でも笑ってしまうほど興奮している。
> 「もう、もう、もう!言葉にならない!」
> 「3時間が1分に!これって現実?!」
これは2025年12月7日、AIと初めて本格的にブログ記事を作ったときの下書き。慣れない人なら3時間かかるブログ投稿が、AIとの対話だけで1〜2分で完了してしまった衝撃を、そのまま文章にぶつけていた。
同じ日に書いた「プログラミング知識ゼロから半年で掴んだブレイクスルーの瞬間」では、「指示書の重要性」に気づいたことが全ての出発点だったと振り返っている。Markdownファイルの書き方から始めて、明確な指示を書けるようになることで、AIが正確に動いてくれるようになった。
この時期の下書きには「Vibe Coding」「Google Cloud Pythonリファレンス」といったキーワードが並ぶ。まだ自分で何かを作るというより、AIと一緒にプログラミングという世界を探検している段階だった。
ちなみにこの頃のテスト投稿は大量に残っている。ブログシステムそのものをAIと一緒に構築していたから、「✅ ワンクリックブロガー テスト投稿」「統合CLIからのテスト投稿」「Claude Code統合テスト」と、動作確認の痕跡がズラリ。投稿ボタンが動くたびに「おおっ!」と声を上げていた頃だ。
第2章:古いMacが覚醒した日(2026年1月〜2月)
年が明けると、開発のスケールが変わり始めた。
2026年1月25日、札幌は記録的な大雪に見舞われた。12時間で38cm、24時間で54cm。JR運休426本。その日に僕が作ったのは「大雪の日に遅延連絡システム」。Google Maps APIとPythonで、リアルタイムの道路状況を取得して、遅延しそうなら自動で連絡を入れる仕組み。これが「バイブコーディング」——雰囲気(バイブ)でAIに指示を出しながら、ノリでシステムを作り上げる体験だった。
同時期に「営業効率化の距離計算システム」をたった90分で作り、「簡易給与計算システム」もJavaScriptで自作した。「自然言語予約システム」の設計をGemini・Codex・Claudeの3つのAIに相談する記事も書いている。プログラミング知識ゼロだった人間が、わずか2ヶ月で実用システムを量産し始めていた。
そして2月、自宅で眠っていたMac mini 2012が覚醒する。
iMessage・SMS・Eメールの完全制御。18,881通のメッセージデータベースの解析。WindowsからMac miniへのSSH接続でMMS送信に挑戦。「連絡先がバラバラ!iCloud×Linux×AIで統合管理」——古いハードウェアが、AIの力で最前線の開発マシンに生まれ変わった。
「iPhoneから自宅SSDへ、どこからでもアクセス」というホームメディアサーバー構築記も、この頃のもの。AI3者(Claude・Gemini・Codex)と歩みながら、SMBやTailscaleを組み合わせて、自宅のストレージをどこからでも使えるようにした。
第3章:システムが「作品」になった日(2026年2月末〜3月)
2月末、大きな転換点が来る。
「Claude Codeと二人三脚!24時間でWordPressブログを完全構築した話」。文字通り、AIとチャットするだけで、まる1日でWordPressブログ(夜旅さっぽろ)をゼロから立ち上げてしまった記録だ。Cloudwaysサーバーの設定、テーマの選定、プラグインの導入、SEO設定——全部AIとの対話で完結した。
「数分が0.088秒に爆速化!」では、507万件の口コミデータベースの処理を劇的に高速化。数分かかっていた検索が0.088秒に。古いMac miniでも、アルゴリズムとデータ構造を工夫すれば最新マシンに負けない処理ができることを証明した。
そして3月4日の下書き「AIスキル16連発!」では、僕のClaude Codeに組み込んだ自動化スキルの全貌を書いている。ブログ投稿、連絡先管理、スケジュール登録、FAX送信、画像生成——日本語で話しかけるだけで、AIが裏でゴリゴリ動いてくれる。2025年12月に「指示書の重要性」に気づいた人間が、3ヶ月で16個のスキルを実装するまでになっていた。
第4章:公開記事が走り出す(2026年4月)
4月に入ると、ようやく記事が本格的に公開され始める。
4月7日「MacBook NeoにComfyUIを導入!7モデル試して4つに厳選した話」——ローカルAI画像生成環境の構築記。4月8日「iMessageのデータベースをAIで検索したら、忘れていた2年前の自分の行動が全部出てきた」——2月に開発したiMessage解析の実践編。
4月12日には一気に3本を公開。iOSショートカットのAI自動生成、Claude Desktopのインストールトラブル解決、そして自宅LinuxサーバーへのMCPサーバー構築。特にMCPサーバーの記事は、4,400件超のScanSnap書類をAIから検索・表示できるようにした集大成だ。
4月15日「移動時間を1分単位で可視化」では、Google Calendar APIを使って9分の徒歩移動までスケジュールに可視化。「時間リッチ」というブログ名そのものを体現する記事になった。
下書きの山は「試行錯誤の化石」
147記事中、公開は19本。下書きに眠る128本。この比率を見て「もったいない」と思うかもしれない。
でも僕はそうは思わない。
AI文書鑑識の記事が4本、タイヤローテーションの記事が10本以上、iPhone機種変更の記事が5本——同じテーマで何度も書き直した痕跡は、AIとの対話を重ねながら「自分の言葉」を探していた証拠だ。
テスト投稿が15本あるのは、ブログシステムそのものを自分で作っていたから。ワンクリックブロガー、統合CLI、Gemini自動投稿——ツールを作り、壊し、また作り直した。その度に「テスト投稿」が1本増えた。
API接続テスト、リファクタリング確認、auth修正テスト。これらは全部、動くシステムを自分の手で——正確にはAIの手を借りながら——作り上げた記録だ。
5ヶ月で変わったこと
2025年12月の僕は「3時間が1分になった!」と興奮していた。
2026年4月の僕は、自宅にMCPサーバーを立て、4,400件の書類をAIから検索し、iOSショートカットを自動生成し、移動時間を1分単位で可視化している。
プログラミング知識ゼロだった51歳が、5ヶ月で手に入れたのは「プログラミングスキル」ではない。「AIと一緒に、思いついたことを形にする力」だ。
下書きの山は、その力を磨くために費やした時間の記録。全部が財産だと、今は胸を張って言える。
次の5ヶ月で、この下書きの山からどれだけの記事を世に送り出せるか。それもまた、AIと一緒に歩む冒険の続きだ。
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著者: ふじのすけ
作成: Codox
投稿日: 2026-04-16 20:27 JST
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